コーティング処理をすることによって、耐摩耗性を改善できます。耐熱に優れ、切り粉の滑りが良くなった切削工具を使用すれば、切削速度を高く設定できるようになるため、作業の効率化が可能です。
さらに、硬度が上がることによって、工具の耐久性が高まり、ランニングコストが削減できます。
切削工具は、例え刃こぼれしたとしても、再研磨することで磨耗した表面を修復すれば、元通り使用できるようになります。
また、再研磨後にコーティングを施すことで工具の耐久性が格段にアップします。これにより工具を長寿命化させることが可能です。更に、ランニングコストを抑えることになり、結果として工具費のコストを大幅に削減することにつながります。
コーティングをすることで、刃がここまで復活します。
反溶着性、耐磨耗性に優れています。
反溶着性、耐摩耗性、耐熱性に優れています。
従来の被膜特性に加え極めて高い耐酸化性を有するため高速加工が可能です。
耐摩耗性、反溶着性に優れており、幅広被削材に適応します。
酸化開始温度1,300℃を実現した超耐熱・超硬質コーティングです。
DIAコーティング、CrNコーティング、DLCコーティング、ホモ処理などがあります。
※表は横にスクロールしてご覧ください。
酸化開始温度(℃) | FX | WXS | WXL | DIA | DIA | TiAlN | SS | V | CrN | TiN |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
膜種 | TiAlN | - | - | DIA | DLC | TiAlN | TiAlN | TiCN | CrN | TiN |
硬さ(HV) | 2,800 | 3,500 | 3,100 | 9,000 | 3,000 | 2,800 | 2,800 | 2,700 | 1,800 | 2,000 |
摩擦係数 | 0.3 | 0.3 | 0.25 | 0.15 | 0.1 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.25 | 0.4 |
酸化開始温度(℃) | 850 | 1,300 | 1,100 | 600 | 300 | 800 | 800 | 400 | 700 | 500 |
耐熱性 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
付着力 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
面粗さ | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
耐摩耗性 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
耐食性 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
※ 適合(記号)評価順に好評価となります。
※DIAコーティング、DLCコーティングの納期は別途ご相談ください。
※DIAコーティング、DLCコーティングの納期は別途ご相談ください。